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デスマーチ(死の行進)から抜け出すべきか戦うべきかどうか

コンピューター関連業界の方はデスマーチという言葉は普段よく聞いたり使ったりする言葉ですが、それ以外の方では知らない方もいるようです。

元来は、パソコンのソフトウェア開発のプロジェクトが忙しすぎて寝る暇も帰ることも出来ない過酷な状況を指します。 日本で生まれた言葉ではなくアメリカのコンピューターコンサルタントの方が広めたと言われています。 草食男子が広まったようなものです。

日本では略して「デスマ」と呼ばれています。

デスマーチの何がいけないの?

日経BPの記事を抜粋すると以下の様な文頭があります。

10年前、製造業の情報システム責任者2人と話をしていた際、片方の責任者がこうつぶやいた。その企業は基幹システムの全面再構築に成功したが、プロジェクトの途中でメンバーを失ったという。  「御社もそうでしたか。うちも同じです」  それを聞いたもう1人の責任者の答えである。こちらも基幹システムの再構築をしている最中に亡くなった方がいたそうだ。  「おかげさまでシステムはしっかり動いていますが、忘れるわけにはいきません」  「仰る通りです」  このやり取りをしていた2人の責任者の表情は忘れられない。亡くなった方の立場や人数の話もその場で出たが割愛する。

参照:http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/012600470/

内容を割愛し、問題点を紐解くと

納期に間に合わないので会社に泊まり込み寝る時間がないといった不健康な状況に陥った場合、一定数の人間が体調や精神を壊し、また一定数は亡くなってしまう。

という事が問題になります。

なぜ日本人はデスマーチから抜け出さないの??

どうせ同業種に転職しても環境に大きな変化があることに期待できない事。 ただでさえ敷居の高い他業種への転職でもパソコン仕事で地に落ちた体力でやれる自信が無い。 などなどがあるようです。

さらに、業務自体も一部の海外と異なり、一人あたりの負荷が比較的低く、常に長時間労働なので我慢が出来るという事を上げる人もいます。

そんなことは解ってるけど、何かコレといった抜け出した方がいいポイントはあるか?

他のサイトであまり取り上げられないのが、体力とマラソンブーム問題です。

ソフトウエア業界の人間は、学校を卒業してから恐ろしいほど動く機会に恵まれません。これにより35歳限界説などの話につながることもあります。 しかし昨今のマラソンなどの運動ブームで無理をしてでも体力づくりのために運動をする人は出てきます。

長く運動していなかった人が定期的に運動するようになって感じることの一つに次のものがあります。

以前は、あまり動かない状態で一日を過ごすだけの体力が無かった

基礎代謝を消化する体力すらなくなってきているという事です。 運動もなくあまり歩かない、家事もしていない。しかし寝る時にとても疲れたなと感じている状況です。

デスマーチ状態の中で、マラソンなどどで体力を獲得する人が出てくると、まれにこの人の体力が基準となることがあります。

少し暇が出来た上司や管理職、営業担当などが運動をして体力がついている状態です。

これは体力が地べたに落ちている人から見れば恐ろしい状況です。ガンバレガンバレ!やればできる!と言われ東京マラソンで心臓が止まった松村邦弘を思い出します。

 

ここで思いとどまってよく考えてほしいのが、では自分も体力をつけるために運動を始めよう!という事です。

状況は長時間労働に耐えうる体力を獲得するためにトレーニングをしなければならない状況です。

これはもうサービス残業の域に達していませんか? 業務前のラジオ体操のハード版ではありませんか? ちょっとブラックすぎやしませんか?

超ホワイト企業であっても当然人間ですから、一定数は体調を崩したり、時には亡くなったりしますが体力がある人が幹部になるとデスマーチ度が急激に上がることがあります。おそらく業績はいったん上がってだだ下がりすることが目に見えますが、運動上司にとっていったん上がった状況は成功体験なので反省や分析をしないという事も考えられます。

 

体力の有り余る上司は、小さいワタミになりうる可能性があります。

誰かが目に見える被害にあわなければ改善されません。社風は変わりました。被害にあうのがあなたで無い事を願います。

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