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ワタミ過労死訴訟の遺族、「ブラック企業」と闘う基金設立

ワタミとの和解が成立し、約1億3千万円の和解金となったニュースがありましたが、和解金の一部を元に、ブラック企業の訴訟費用の援助をする基金を設立するニュースが入ってきました。

内容は以下の通り。

居酒屋「和民」で働き、過労が原因で自殺した森美菜さん=当時(26)=の両親が、運営会社ワタミ(東京都大田区)側を訴えた裁判で支払われた和解金の一部を基に、従業員に過酷な労働を強いる「ブラック企業」との訴訟費用を援助する基金を来月7日に創設する。

名称は「ブラック企業と闘う望(のぞみ)基金」。裁判を支援した労働組合が窓口になり、労働問題で提訴や救済申し立てをする際の費用を50万円まで無利子で融資する。賠償金が得られなければ返済を免除する場合もある。

両親は「二度とこういう悲劇が起きないよう活用してもらいたい」と話しているという。 

参照:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160708-00000082-jij-soci

 

裁判はお金がかかる。

裁判は訴える側が費用をまず負担しなければなりません。

最低時給前後の給料でサービス残業をしているような状況の人も少なくない状況では裁判費用の捻出は非常にキツイようです。

往年のダチョウ倶楽部ではありませんが、

訴えてやる!→ 裁判所「1千万の賠償請求でしたら、5万円の印紙をもってきてください」 → 聞いてないよ!

3千万なら11万円と請求額によって変わってきます。 弁護士費用は法テラスもありますが。。必要にもなることでしょう。

 

ちなみに、企業側は『使用者賠償責任保険』というものがあります。

これは、従業員の怪我、うつ病や過労死・自殺などで訴えられたときに賠償金を保証する保険です。

ブラック企業の中には確信的にブラックにしている会社もあります。考えることは簡単で、そのうち誰かが倒れるのは解っているという事です。

もちろん何人にも訴えられると保険額も上がりますし、雇用契約書と業務内容がかけ離れている場合は適応できないなどの縛りももちろんありますから簡単には使えませんが、従業員から訴えられてもOKという準備ができている企業もあります。

ご遺族の方には頭が下がります。

簡単にできる行為ではありません。素晴らしい行為です。

重労働で本当に苦しまれている皆さんでご家族の方がいらっしゃる方は、不幸な事故が起きる前に転職という選択を視野に入れてみるのはいかがでしょうか。

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